映画「ボヘミアン・ラプソディ」感想・考察|事実との違いや噂を調査

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説的ロックバンドQUEEN(クイーン)のボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画です。クイーン結成から、1985年の「ライブ・エイド」での歴史的パフォーマンスに至るまでが描かれています。

まるみ

特にライブシーンは圧巻の一言でした!

その一方、成功の裏でフレディが抱えていた葛藤や孤独にも踏み込み、単なるバンドの成功物語ではなく、一人の人間としてのフレディ・マーキュリーの姿も描いています。

実在していた人物だからこそ「実際にはどうだったのだろう?」「あのシーンにはどんな意味があったの?」といった疑問を持った方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、事実との違いや噂を調査・解説します。

この記事でわかること
  • 映画と史実では異なっていた病の告白はいつだったのか
  • 音響機材にあった「触るな」とかかれた黄色いテープについて
  • 名曲「ボヘミアン・ラプソディ」歌詞の意味を独自考察
目次

基本情報

作品名ボヘミアン・ラプソディ
監督ブライアン・シンガー
上映時間135分
公開日2018年11月9日
キャストラミ・マレック ほか

事実と違った?病の告白はライブエイド直前ではない

映画では、ライブエイド直前にフレディがメンバーに病を告白するシーンがあります。

しかし、実際にはライブエイドよりも後で亡くなる5〜6年前でした。

当時メンバーはフレディの体調が優れず、治療を行っていることは知っていたが、

本人から言われることはなく、メンバーから聞くこともなかったようです。

後のインタビューでブライアン・メイはこのように語っています。

彼が自分で告白するまでのあいだ、僕らはずっと疑っていたけれど、

直接問いただす勇気がなかったんだ。

https://eiga.com/news/20230421/18/
まるみ

事実と時期が異なりますが、映画ではライブ直前に告白があったからこそ、ライブシーンがより特別に感じられました!

まとめ
  • 【映画】ライブ・エイド直前(1985年)
  • 【事実】亡くなる5〜6年前(1986〜1987年頃)

「触るな」と書かれた黄色いテープを調査

「触るな」と書かれた黄色いテープは、ライブ・エイド本番直前のワンシーンで出てきます。
ミキサーに貼られていたそのテープを、クイーンのマネージャー(ジム・ビーチ)がこっそり剝がして、音量の設定を上げてしまいます。


映画の中で近隣への騒音を考慮して音量を抑えているという趣旨のセリフがあったため、規制されてるのになぜ音量を上げたの?と思いますよね。

ミキサーとは、複数の楽器の音などを集め、音量・音質を調整する音楽機材のこと

ネット上を調べてみると、
各アーティストライブの中で、クイーンの時だけ音量が大きかったというのは、有名な話でした。

しかし、マネージャーが音量を上げたというのは映画的な演出であり、実際にはサウンドエンジニアが調整を行っていたようでした。

まるみ

なぜ、クイーンだけ音量が大きかったのかについては、明確な理由は見つけられませんでした。でも伝説的ライブとなったその裏には、影の立役者がいるってことなのでしょう。

カミングアウトだった?歌詞に込められた意味を独自考察

映画タイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」は、

フレディが同性愛者であることのカミングアウトではないかとの噂があります。

曲の解釈についてフレディは意味を明かさず、それぞれの感じ方に委ねるとし、真相は闇の中です。

独自考察

映画鑑賞後に「ボヘミアン・ラプソディ」聴いて、私は性的指向という一側面だけでなく、
“自分とは何者なのか”というアイデンティティ全体の葛藤を描いていると感じました。

歌詞の中で印象的なのが、「手放さない」と「手放して」が交互に現れるフレーズです。この真逆の言葉の繰り返しから、頭の中で天使と悪魔がせめぎ合っている状態を連想しました。

We will not let you go let him go (私たちはあなたを手放さない 彼を手放して)


新しい自分に生まれ変わりたいという切望と、それが簡単にはできない現実への絶望が入り混じり、
心の中が整理できないまま叫んでいる。

どちらかが間違っているのではなく、どちらも自分の一部であるからこそ苦しい。
その状態が、あの混乱した構成の歌詞に表れているように思えました。

まとめ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」事実との違いや噂を調査しました。

事実と異なる点はありましたが、それらはフレディ・マーキュリーの葛藤や音楽への情熱を強く伝えるための演出だと考えられます。史実を知ったうえで鑑賞すると、作品の見え方がより深まる映画でした。

記事まとめ
  • 病の告白はライブ・エイドのあとで1986~1987年ごろ
  • 「触るな」テープの裏側には、マネージャーの気遣いがあった
  • 「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞では、様々な葛藤を表現している

この映画はこんな人におすすめ

  • フレディ・マーキュリーの人物像を深く知りたい人
  • ロックミュージックやクイーンが好きな人

気になった方はもちろんのこと、鑑賞したことある方も事実と演出を知った上でご覧になってみてください。一味違った感動や気づきがあると思いますよ!

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